恵比寿駅徒歩5分
渋谷橋郵便局隣のビル6階

RSウイルス母子免疫ワクチン
(アブリスボ)について

当院では、産まれてくる赤ちゃんをRSウイルス感染症から守るための、RSウイルス母子免疫ワクチン(アブリスボ)の接種を行っています。

※2026年度から、妊婦の方へのRSウイルスワクチンの予防接種が、予防接種法に基づく定期接種の対象になりました。

ワクチンで予防できる疾病

RSウイルス感染症

疾病について/ワクチン接種の効果

RSウイルス感染症とは?

RSウイルスは呼吸器症状を引き起こすウイルスで、生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。

< 感染ルート >

RSウイルスへの感染は、感染者の咳、鼻水を浴びたり、接触した場合に起こすことがあるため、家庭内や保育所等で感染する可能性があります。

< 主な症状 >

感染すると、2〜8日の潜伏期間ののち、発熱、鼻汁、咳などの症状が数日続き、一部では気管支炎や肺炎などの下気道症状が出現します。
初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに細気管支炎の症状が出るなど重症化することがあります。

< ワクチン接種の効果 >

妊婦の方が妊娠中に接種することにより、出生後の乳幼児のRSウイルス感染による下気道感染症(肺炎・気管支炎等)に対する予防効果が認められています。

RSウイルス母子免疫ワクチン(アブリスボ)について

妊娠中にワクチンを接種することで、お母さんの体内に抗体を作り、胎盤を通じて赤ちゃんにその抗体を届け、出生時から乳児のRSウイルス感染・感染による重症化を予防することができます。生後半年くらいまで効果が期待できると考えられています。

接種対象・時期

対象者

妊娠中の方(かかりつけの産婦人科医に相談の上、接種許可を得ている妊娠24週〜36週の方)

定期接種の対象者

妊娠28週0日〜36週6日(※抗体移行の観点から28週以降が望ましいとされています)

接種回数

1回(筋肉注射)

ワクチン接種後の副反応

ワクチンの接種後には、副反応が起こる可能性があります。臨床試験で報告された副反応の大多数は、軽度〜中等度で数日以内に改善しています。

主な副反応: 接種部位の症状(疼痛、腫脹、紅斑)、頭痛、筋肉痛など。

費用

料金:31,000円(税込)

※令和8年4月1日より、妊婦さんを対象としたRSウイルスワクチンが定期接種となり、公費(無料)で受けられるようになりました。

注意事項

1.事前の医師への相談について

産科医の確認: ご予約の前に必ず主治医(産科)へ、接種の可否をご確認ください。
授乳中の方: 母乳への成分移行については現時点で明確なデータがないため、産科医と十分に検討した上でご判断ください。

2.他のワクチンとの併用

百日咳菌を含むワクチンと同時に接種すると、単独での接種に比べて抗体の反応が弱まる可能性が指摘されています。医師の総合的な判断により、当日の接種を見送る場合がありますので予めご了承ください。

3.接種当日の流れとご注意

接種後、体調に変化がないか確認するため、30分程度は院内にて安静にお過ごしいただきます。 待機時間を含め、スケジュールに余裕を持ってお越しください。
1週間以内に37.5℃以上の発熱があった場合は、接種を見合わせる場合がございます。

接種後14日以内に出産された場合、赤ちゃんへの十分な抗体移行が得られない可能性があります。

ご予約のお願い

◆完全予約制

ご予約は、「電話」もしくは「窓口」でのみ受付しております。

本ワクチンは、予約をいただいてから手配するため、接種を希望される日の5日前までにお申し込みください。

◆キャンセル不可

取り寄せ手配後のキャンセルは原則お受けできません。
※急な体調不良等による「日程変更」は可能です。その際はご相談ください。

持ち物

診察券

母子手帳

マイナンバー兼
健康保険証

予防接種
予診票兼接種票
(定期接種)

当日の服装

肩に近い部分に注射をするため、袖をまくりやすい、または肩を出しやすい服装(半袖やノースリーブの上に羽織れるものなど)でお越しください。