小児外科とは
小児外科はお子さんの病気を手術により治すことを専門としています。
対象となる病気は多岐に渡りますが、一般的に多く見られるものとしては鼡径ヘルニア(脱腸)、臍ヘルニア(でべそ)、停留精巣(おちんちんの玉が降りていない状態)があります。
手術をすることを専門とはしていますが、本当に手術が必要かどうかの判断をするのも我々の重要な役割です。
多くの病気は健診などにより見つかりますが、それ以外にもお子さんに気になる症状があれば、まずはお気軽にご相談ください。
おちんちんとお尻
小児外科医は多くの泌尿器疾患、消化器疾患を扱うため、おちんちんとお尻の専門家でもあります。
尿もれや便秘の中には、手術をしないと良くならない病気が隠れていることがあります。
また、おちんちんの大きさや形は人それぞれなので、治療が必要か必要でないかは専門家以外には判断が難しいことが多いです。
お子さんのおしっこやおちんちん、うんちに関して気になることがあれば是非ご相談ください。
胎児診断
近年の胎児診断技術の進歩によって、これまで診断することが難しかった先天性の病気が出生前に見つかることが増えています。
しかし、お子さんの病気が実際、どのように日常生活や成長に影響を及ぼすかに関する正確な情報は不足しているのが現状です。
我々は実際に先天性疾患を持って生まれてきた赤ちゃんを治療した経験から、親御さんが病気に対して適切な知識を持つことの重要性を感じています。
お母さん、お父さんが病気を適切に理解することを手助けすることは小児外科医の使命と考えております。
胎児診断に対するコンサルテーションという形でお話しすることが可能ですので、ご心配なことがあればお気軽にご相談ください。
健診の受付日時
毎週◯曜日の◯時〜◯時
よくある質問
担当医
澁谷聡一
経歴
京都府立医科大学 卒業
順天堂大学 小児外科・小児泌尿生殖器外科
長野県立こども病院
聖隷浜松病院
Great Ormond Street Institute of Child Health, University College London
専門分野
小児外科(先天性疾患・新生児外科・低侵襲手術)
胎児診断・外科系疾患の出生前コンサルテーション
再生医療
資格
日本外科学会 小児科専門医
日本小児外科学会 小児科専門医
日本周産期・新生児医学会 認定外科医
da Vinci Certified Surgeon(ロボット手術認定)
医学博士
診察日
火曜日 9:00~12:30
手術が必要と判断された際には、適切な治療が行える病院へ紹介状を準備させていただきます。