抗インフルエンザ薬の予防投与(自費)について
ことびあクリニック恵比寿院では、インフルエンザ感染予防を目的とした、抗インフルエンザ薬予防投与の診察(自費診療)の対応をしております。
抗インフルエンザ薬の予防投与では、ご本人の感染予防の効果と同時に周りの方への感染拡大を予防するという効果も期待できます。
お薬の処方には、ご本人の受診が必要となります。
また、実際の処方ができるかどうかは、診察を担当する医師の判断となります。
予防投与をご希望される方は、事前に診療担当医師と十分にご相談ください。
なお、予防投与は保険適用外の自費診療となります。
予防投与の診療と併せて風邪の診察や定期的な受診をご希望される場合、これらも含めて自費診療となる点を予めご了承ください。
ご予約やご不明な点については、スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
<当院で推奨する薬剤>
・タミフル
・イナビル
<費用>
インフルエンザ予防投与は保険が適用されないため、すべて自費となります。
予防投与診察料: 5,000円
※別途調剤薬局にて約5,000〜6,000円ほどの薬剤費用がかかります。
<予防投与開始時期>
インフルエンザ発症者あるいはウイルス排泄期間(発症2日前から発症日まで)にある方と濃厚に接触した場合、接触後48時間以内に抗インフルエンザ薬を投与することが推奨されています。
接触後48時間経過後に投与を開始した場合における有効性を裏付けるデータは得られていません。
<注意事項>
◇︎予防投与が推奨される対象者
インフルエンザウイルス感染症を発症した患者の同居家族又は共同生活者であり、以下の状態の方が対象とされています。
・高齢者(65歳以上)
・慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者
・代謝性疾患患者(糖尿病等)
・腎機能障害患者
薬剤の安全性はある程度確認されておりますが、添付文書上にないご対象者への予防投与については、大きな副作用が出た場合、厚生労働省の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外になる可能性があります。
◇︎投与中のインフルエンザの発症
予防内服中にインフルエンザが発症した場合には、医師の判断のもと、インフルエンザの感染時の「治療」を開始します。検査、処方の必要性は、診察した医師の判断となります。